大阪市立美術館にて関西行動展を観てきた

 先日、美術団体の行動展を見に行ってきた。

リンクさせてもらっている纐纈さんが所属している団体である。

 毎年2回くらいは行くのだが、

先ず関心してしまうのは、ほとんどの作品が130号、150号(2.3mx1.8m)

の大作ばかりである。

 絵が大きいとはやり作者の思いもそれだけ大きなものを感じる。

 

 添付は纐纈さんの新作でこれも150号くらいでしょうか。

一面に塗られた赤はやはり圧巻である。

 

 色は不思議で特に服などがそうだが、

例えば赤い服を着れると言うのは、

本人にそれだけのエネルギーが無ければ着れない。

 また、着こなせる程のエネルギーがあっても調子が悪いときは

ちょっと落ち着いた色の服を着てしまうものである。

 

 絵も同じでこれだけ大きいキャンバスに赤を一面に塗れると言うのは

本人にそれだけのエネルギーが無ければ無理だと思う。

 その点、この作品の作者はいつお会いしてもエネルギッシュであるので

この作品が生まれるのは大変理解出来る。

 

 抽象は心の内面描写であると思う。

見習いたい箇所が沢山あった。